―ねえ、お仕置き、してほしいんでしょ?
―…そんなわけ、ないから
素直になれない恋人は、結構嘘つきだったりする。
―OSHIOKI―
「これ、どういうこと…?」
ソンミンはキュヒョンに差し出された服を見て、怖気づいたように後ずさる。
キュヒョンはニヤリと笑って、楽しそうにソンミンを追い詰めた。
「なにって、メイド服。着てくれるよね?」
「なっ…そんなの、誰が着るもんか!!」
「…あっそ。」
ソンミンの反応がつまらなかったキュヒョンは、ごそごそと傍に置いてあったバックを覗き込む。
安っぽい紙袋。その中で、キュヒョンはお目当てのものを見つける。
ジャラリと取り出されたものを見て、ソンミンは絶句してしまった。
「これ、首輪と手錠。メイド服とこっち、どっちがいい?」
「な、なに言って…」
「あ、それとも、どっちもつけちゃおうか。」
キュヒョンは楽しそうにソンミンに近づく。
ゴツンと額同士がくっつくと、キュヒョンは追い詰めるように言った。
「嘘ついた、お仕置き、だから。」
「…っ!!」
キュヒョンがソンミンの腕を持ち上げてベットに押し倒す。
持ち上げた手に慣れた手つきで手錠をはめて、乱暴に投げ捨てた。
「やっ!キュヒョナ、やだッ…」
「黙って。メイド服着せられないじゃん」
ソンミンは焦って身を捩らせるが、手錠で自由の利かない両手が上手く使えない。
するすると服を脱がされて、あっという間に、生まれたての姿になってしまう。
キュヒョンはメイド服を取り出すと、ソンミンの頭にガバリと被せた。
力強く服を下ろすと、あっという間に、ソンミンはメイド服で身を包んだ姿になる。
「さてと…次は首輪ね」
「や…キュヒョナ…」
ソンミンはふるふると首を振って抵抗するが、キュヒョンは構わず首筋に手を伸ばす。
キュヒョンがソンミンの首筋に首輪を当てると、白い体がビクンと跳ねた。
カチャリ、と、金属の擦れ合う音が部屋の中に響く。
「よし、完成」
「や、やだキュヒョナ…これとって…」
「なんで?やだよ。これからいいとこなのに。」
キュヒョンはソンミンの首輪から伸びる鎖をグイッと引っ張った。
「いっ!きゅ、きゅひょな痛いって…」
「キュヒョン様、でしょ?」
「え…」
「メイド服に手錠に首輪。まさにそういう関係じゃない?」
キュヒョンはちゅっと軽くソンミンの唇にキスを落とす。
唖然と目を見開いているソンミンに、とどめを刺すように言った。
「キュヒョン様って言わなかったら、またお仕置きだから。」
「な…や!キュヒョナまっ…」
キュヒョンの動きがピタリと止まる。
ソンミンが慌てて口を塞いだ時には、既に遅かった。
口角を上げて、キュヒョンは笑っていた。
「『キュヒョナ』だーって…あーあ、お仕置きだね」
「ご、ごめん…その、もう、言わないから…」
「だーめ。お仕置きはお仕置き。」
「ま、待ってってば…んん!!」
キュヒョンは、紙袋から小型な機械を取り出した。
そして、それを徐に、濡れてもいないソンミンの中に差込んだ。
「やあ!い、いたぁ…んはッ…苦し…」
「スイッチ、押すよ?」
「ま、待って!無理だから…ひゃぁあ!!!」
突然、違和感極まりない振動と痛みが襲って、ソンミンは悲鳴に似た声を上げた。
そんなソンミンを気に留める様子もなく、キュヒョンは振動の大きさを上げていく。
「ふあッ…やだきゅひょなあ…ッ!!い、いた…んあ!!!」
「あーあ、すっごい痛いだろうね、ミニ。ローションだってつけてないもん。」
「いやぁ!!も、むり…んはッ…あッ…たすけ…」
「うーん…そうだね、キュヒョン様って言ったらやめてあげる。」
キュヒョンはメイド服で痛みに体を仰け反らせるソンミンを見ながら、強度を上げた。
「ひあぁ!!や、めてっ…きゅひょん、さまぁ…」
「え?何?全然聞こえなかったんだけど。」
「きゅ、ひょん、さまあ…もうやめ…ふあぁ…」
「えー、どうしよっかなー。」
「んなっ…なん、で…」
「だって、乱れてるミニ可愛いし。」
キュヒョンは首輪の鎖を引っ張って、ソンミンに顔を近づける。
痛そうに顔を歪めたソンミンに我慢できなくて、さっきとは違う、深い口づけをする。
「んっ…ふあ…きゅ、ひょ…あッ…」
「ん…やば…ミニ。ちょっとエロすぎ」
「やあ…ん!!ふっ…」
「もうちょっと、我慢しててね?」
キュヒョンはソンミンの頬を優しく撫でる。
必死に抵抗したのか、手錠の下の手首には、うっすらと赤い跡が残っている。
メイド服は汗でソンミンの体にぴったり張り付いていて、体のしなやかなラインがはっきりと分かる。
これで理性を保てなんて、無理に決まってる話だ。
「きゅひょんさまあ…んあッ…も、むりぃ…」
キュヒョンはがっしりとソンミンの膝を掴んで広げると、
まだソンミンの中で動いている機械を取り出した。
べっとりとヌルヌルとした液がへばりついてるそれには、ほんの少し、赤い血がついていた。
「ごめんね、ミニ。すっごい痛かったでしょ?」
「はあッ…もう…すっごく…」
「でも、やめてあげないから。」
「!?あッ!ッ…」
キュヒョンはまたもや機械を中に押し込んだ。
さっきよりはすんなりと入ったが、やはり痛みは変わらない。
ソンミンが何とかそれを取り出そうと動いていると、それを押し込むような形で、
いつの間にか脱いでいたキュヒョンのものが入ってくる。
「やあッ!!いった…んん!や…はッ…んやッ」
「うっわ…これ結構奥に入っちゃうかも…」
「いやあ!!きゅひょんさまッ…やめ…」
キュヒョンは自分のものを根元まで入れてしまう。
当然、あの機械は、もっと奥へ入り込んでしまった。
…しかも、動いたまま。
「ふあ…んッ…はあッ…や、んん…」
「ミニ、大丈夫?きつくない?」
「ひあ…も、やだ…イく…んはッ!!」
「まだ我慢して。一緒にイこうよ」
「んやッ!む、むり…あッ!!我慢できな…んはあぁッ!!!!」
ソンミンはひくひくと体を痙攣させたまま、ぐったりと崩れ落ちてしまう。
入れてすぐにイかれてしまったキュヒョンは、ため息と一緒にものを抜いた。
「結局最後までいかなかったじゃん、ミニ」
キュヒョンは軽くソンミンの頬をつねる。
予想通り、手首だけでなく、首筋まで赤い線のような跡が残っていた。
まあ、後悔なんてしてないけど。
「ねえ、ミニ。」
キュヒョンはソンミンの耳元で、囁くように言った。
「お仕置き、好きなんでしょ?」
もうずっと前から知っている。
ミニがこういうお仕置きが好きで、わざと俺を怒らせるようなことをしているということ。
キュヒョンはそっと、手錠を外して、跡のついた手首を擦った。
手錠みたいに、ミニを繋ぎとめておけるのは、お仕置きぐらいだったりする。
―ねえ、お仕置き、してほしいんでしょ?
ねえ、今度素直にならなかったら、お仕置きだから。
―…そんなわけ、ないから
素直になれない恋人は、結構嘘つきだったりする。
―OSHIOKI―
「これ、どういうこと…?」
ソンミンはキュヒョンに差し出された服を見て、怖気づいたように後ずさる。
キュヒョンはニヤリと笑って、楽しそうにソンミンを追い詰めた。
「なにって、メイド服。着てくれるよね?」
「なっ…そんなの、誰が着るもんか!!」
「…あっそ。」
ソンミンの反応がつまらなかったキュヒョンは、ごそごそと傍に置いてあったバックを覗き込む。
安っぽい紙袋。その中で、キュヒョンはお目当てのものを見つける。
ジャラリと取り出されたものを見て、ソンミンは絶句してしまった。
「これ、首輪と手錠。メイド服とこっち、どっちがいい?」
「な、なに言って…」
「あ、それとも、どっちもつけちゃおうか。」
キュヒョンは楽しそうにソンミンに近づく。
ゴツンと額同士がくっつくと、キュヒョンは追い詰めるように言った。
「嘘ついた、お仕置き、だから。」
「…っ!!」
キュヒョンがソンミンの腕を持ち上げてベットに押し倒す。
持ち上げた手に慣れた手つきで手錠をはめて、乱暴に投げ捨てた。
「やっ!キュヒョナ、やだッ…」
「黙って。メイド服着せられないじゃん」
ソンミンは焦って身を捩らせるが、手錠で自由の利かない両手が上手く使えない。
するすると服を脱がされて、あっという間に、生まれたての姿になってしまう。
キュヒョンはメイド服を取り出すと、ソンミンの頭にガバリと被せた。
力強く服を下ろすと、あっという間に、ソンミンはメイド服で身を包んだ姿になる。
「さてと…次は首輪ね」
「や…キュヒョナ…」
ソンミンはふるふると首を振って抵抗するが、キュヒョンは構わず首筋に手を伸ばす。
キュヒョンがソンミンの首筋に首輪を当てると、白い体がビクンと跳ねた。
カチャリ、と、金属の擦れ合う音が部屋の中に響く。
「よし、完成」
「や、やだキュヒョナ…これとって…」
「なんで?やだよ。これからいいとこなのに。」
キュヒョンはソンミンの首輪から伸びる鎖をグイッと引っ張った。
「いっ!きゅ、きゅひょな痛いって…」
「キュヒョン様、でしょ?」
「え…」
「メイド服に手錠に首輪。まさにそういう関係じゃない?」
キュヒョンはちゅっと軽くソンミンの唇にキスを落とす。
唖然と目を見開いているソンミンに、とどめを刺すように言った。
「キュヒョン様って言わなかったら、またお仕置きだから。」
「な…や!キュヒョナまっ…」
キュヒョンの動きがピタリと止まる。
ソンミンが慌てて口を塞いだ時には、既に遅かった。
口角を上げて、キュヒョンは笑っていた。
「『キュヒョナ』だーって…あーあ、お仕置きだね」
「ご、ごめん…その、もう、言わないから…」
「だーめ。お仕置きはお仕置き。」
「ま、待ってってば…んん!!」
キュヒョンは、紙袋から小型な機械を取り出した。
そして、それを徐に、濡れてもいないソンミンの中に差込んだ。
「やあ!い、いたぁ…んはッ…苦し…」
「スイッチ、押すよ?」
「ま、待って!無理だから…ひゃぁあ!!!」
突然、違和感極まりない振動と痛みが襲って、ソンミンは悲鳴に似た声を上げた。
そんなソンミンを気に留める様子もなく、キュヒョンは振動の大きさを上げていく。
「ふあッ…やだきゅひょなあ…ッ!!い、いた…んあ!!!」
「あーあ、すっごい痛いだろうね、ミニ。ローションだってつけてないもん。」
「いやぁ!!も、むり…んはッ…あッ…たすけ…」
「うーん…そうだね、キュヒョン様って言ったらやめてあげる。」
キュヒョンはメイド服で痛みに体を仰け反らせるソンミンを見ながら、強度を上げた。
「ひあぁ!!や、めてっ…きゅひょん、さまぁ…」
「え?何?全然聞こえなかったんだけど。」
「きゅ、ひょん、さまあ…もうやめ…ふあぁ…」
「えー、どうしよっかなー。」
「んなっ…なん、で…」
「だって、乱れてるミニ可愛いし。」
キュヒョンは首輪の鎖を引っ張って、ソンミンに顔を近づける。
痛そうに顔を歪めたソンミンに我慢できなくて、さっきとは違う、深い口づけをする。
「んっ…ふあ…きゅ、ひょ…あッ…」
「ん…やば…ミニ。ちょっとエロすぎ」
「やあ…ん!!ふっ…」
「もうちょっと、我慢しててね?」
キュヒョンはソンミンの頬を優しく撫でる。
必死に抵抗したのか、手錠の下の手首には、うっすらと赤い跡が残っている。
メイド服は汗でソンミンの体にぴったり張り付いていて、体のしなやかなラインがはっきりと分かる。
これで理性を保てなんて、無理に決まってる話だ。
「きゅひょんさまあ…んあッ…も、むりぃ…」
キュヒョンはがっしりとソンミンの膝を掴んで広げると、
まだソンミンの中で動いている機械を取り出した。
べっとりとヌルヌルとした液がへばりついてるそれには、ほんの少し、赤い血がついていた。
「ごめんね、ミニ。すっごい痛かったでしょ?」
「はあッ…もう…すっごく…」
「でも、やめてあげないから。」
「!?あッ!ッ…」
キュヒョンはまたもや機械を中に押し込んだ。
さっきよりはすんなりと入ったが、やはり痛みは変わらない。
ソンミンが何とかそれを取り出そうと動いていると、それを押し込むような形で、
いつの間にか脱いでいたキュヒョンのものが入ってくる。
「やあッ!!いった…んん!や…はッ…んやッ」
「うっわ…これ結構奥に入っちゃうかも…」
「いやあ!!きゅひょんさまッ…やめ…」
キュヒョンは自分のものを根元まで入れてしまう。
当然、あの機械は、もっと奥へ入り込んでしまった。
…しかも、動いたまま。
「ふあ…んッ…はあッ…や、んん…」
「ミニ、大丈夫?きつくない?」
「ひあ…も、やだ…イく…んはッ!!」
「まだ我慢して。一緒にイこうよ」
「んやッ!む、むり…あッ!!我慢できな…んはあぁッ!!!!」
ソンミンはひくひくと体を痙攣させたまま、ぐったりと崩れ落ちてしまう。
入れてすぐにイかれてしまったキュヒョンは、ため息と一緒にものを抜いた。
「結局最後までいかなかったじゃん、ミニ」
キュヒョンは軽くソンミンの頬をつねる。
予想通り、手首だけでなく、首筋まで赤い線のような跡が残っていた。
まあ、後悔なんてしてないけど。
「ねえ、ミニ。」
キュヒョンはソンミンの耳元で、囁くように言った。
「お仕置き、好きなんでしょ?」
もうずっと前から知っている。
ミニがこういうお仕置きが好きで、わざと俺を怒らせるようなことをしているということ。
キュヒョンはそっと、手錠を外して、跡のついた手首を擦った。
手錠みたいに、ミニを繋ぎとめておけるのは、お仕置きぐらいだったりする。
―ねえ、お仕置き、してほしいんでしょ?
ねえ、今度素直にならなかったら、お仕置きだから。
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